クレジットカードから投資信託の積み立てができるサービスが増えてきています。
特定のクレジットカードで積み立てを行うことでポイント還元があるため人気がでているようです。
また、つみたてNISAとの相性もよいので、注目されているのだと思います。
今回は、そんな投資信託の積立投資でポイントがもらえるクレジットカードを比較したうえで、ポイント還元率のよいものだけを厳選しておすすめの3つを紹介します。
積立投資でポイントがもらえるクレジットカード3選

その1:エポスカード+tsumiki証券
利用者以外はあまり聞きなれないですが「tsumiki証券」はエポスカードでのみ投資信託を購入できるエポスカード専用のサービスです。
エポスカードの投資信託積立のポイント還元率は下記のようになります。
積立金額 | 5万円まで |
ポイント還元率 | 1年目:0.1% 2年目:0.2% 3年目:0.3% 4年目:0.4% 5年目:0.5% |
さらにエポスゴールドカードの場合は下記のように年間利用額に応じてポイントがもらえます。
年間50万円以上の利用 | 2,500ポイント |
年間100万円以上の利用 | 10,000ポイント |
投資信託の積み立ても年間利用額に含まれるので、年間の積立額が買い物等の利用と合わせて年間100万円になるようにすると一番お得(1%+積み立ての利用年数に応じて0.1~0.5%の還元率)になります。
tsumiki証券で取り扱っている投資信託は以下の4本のみです。
- ひふみプラス
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- セゾン資産形成の達人ファンド
- コモンズ30ファンド
4本ともアクティブファンドですが、つみたてNISAの対象商品なので、金融庁が選定した長期投資に適した投資信託になりますが、本数が少ないことがデメリットです。
エポスカード+tsumiki証券は、投資信託の数が少ないため万人向けではありませんが、ゴールドカードにすることで還元率が高くなります。
その2:楽天カード+楽天証券
おなじみ楽天カードでは、楽天証券で投資信託の積立ができます。
楽天カードの投資信託積立のポイント還元率は下記のようになります。
積立金額 | 5万円まで |
ポイント還元率 | 1% |
楽天証券は取り扱い商品が非常に豊富で2,500本以上の投資信託が対象となることが特徴です。
また、楽天証券は投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントがもらえたり、投資信託の購入にポイントがつかえたり、ポイントを使って投資信託を購入すると楽天市場のSPUが+1%になったりと、ポイントがたまる仕組みがいろいろあります。
楽天のサービスをよく使うなら、楽天カード+楽天銀行+楽天証券の組み合わせは是非やっておきたいです。
また、楽天のサービスを一切使わない方でも、たまったポイントで投資信託を購入することができ無駄がないですし、還元率も良いのでとてもお得です。
その3:三井住友カード+SBI証券
「三井住友カード」使ってSBI証券で投資信託を積立するとポイントが貯まります。
概要は下記のとおりです。
積立金額 | 5万円まで |
ポイント還元率 | 0.5% |
これについてはまだサービスが開始しておらず、2021年6月30日からとなります。
2021/5/18更新:情報が明らかになりましたので下記の記事にまとめました。
番外編:マネックスカード+マネックス証券
まだ詳細はわからないのですが、2021年5月19日より受付が始まるマネックス証券の「マネックスカード」では今冬以降に投資信託の積立ができるサービスの提供開始を予定しています。
ポイントが何%になるかはまだ分かっていませんが、期待したいですね。
まとめ

今回は投資信託の積立投資でポイントがもらえるクレジットカード3選を紹介しました。
クレジットカードでの投資信託の積立は、つみたてNISAも対象にできるので、まずは自分の投資スタイルが実現できる証券会社を見つけて狙っていきたいですね。
やりたい形の投資ができなければ、ポイントをもらっても投資を行う意味がないので、あくまで投資がメインでポイントはおまけくらいに考えておきましょう。
ちなみに、積立上限金額は毎月5万円までとなっていることがほとんどです。
これは、金融庁がクレジットカードで有価証券を購入する場合は月額10万円までとしているため、約定日が同月に重なる可能性を考慮した上で、月額5万円に設定しているそうです。
毎月5万円を超えて積立たい方は複数サービスを組み合わせても面白いですよね。
ですが、積立は無理のない範囲で行いましょう。
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