資産運用を行っていると複数の銀行口座に証券口座・・・どんどん口座が散らばっていき資産の把握に手間がかかるようになっていきます。
今回はマネーフォワードMEの資産管理機能を試してみたところ、とても便利だったので紹介したいと思います。
アセットロケーションを考えると資産は散らばっていく
アセットロケーションとは資産(=アセット)の置き場所(=ロケーション)のことです。
(アセットアロケーション=資産配分とは別の用語です)
資産にはそれぞれ適正な置き場所を考えることができます。
◆現金なら、下記の記事で紹介しているような預金金利の高い銀行を選ぶべきです。
◆投資信託なら、下記の記事のように税制メリットのある確定拠出年金(企業型、iDeCo)、つみたてNISAの口座をまず利用するべきです。
◆株式についても、やはり税制メリットを考えて、NISA口座やジュニアNISA、下記の記事で紹介しているような未成年口座をまず利用するべきです。
◆投資信託でポイントがたまる証券会社の利用を検討してもよいと思います。
このように、様々な資産の置き場所があり、それぞれに年間の投資上限額があったり、確定拠出年金のように一定期間は引き出せないものがあったりします。
そういったデメリットも考えながら、最適な置き場所を組み合わせて、自分に合った運用していく必要があります。
散らばった資産の一元管理にはマネーフォワードMEが効率的
最適なアセットロケーションを検討して資産運用を行うと複数の銀行口座に証券口座・・・どんどん口座が散らばっていき資産の把握に手間がかかるようになってきます。
そこでおすすめなのが「マネーフォワードME」 を用いた資産管理です。
マネーフォワードMEはiOS、Android、Webで利用できる家計簿アプリですが、複数の銀行口座、証券口座をまとめて、資産全体を見える化することができます。
銀行、証券、年金、暗号資産、FX、貴金属、不動産クラウドファンディング、ソーシャルレンディングなど連携可能なサービスが非常に多く、2,600以上の金融関連サービスと連携できます。
連携可能なサービスは下記リンクでご確認ください。
マネーフォワードMEに銀行口座、証券口座など、持っている口座をすべて登録しておくことで、自動で下記のような資産の総額とそれぞれの比率を出してくれます。


グラフはプレミアム会員(有料)でしか出せませんが、無料会員でも資産の比率はわかります。
さらに、下記のような資産推移のグラフも見れます。(プレミアム会員のみ)

また、「投資信託」・「株式(現物)」など、それぞれの資産を選択すると、下記のように内訳や損益を見ることができます。

複数の証券会社を使っている場合、各証券会社のページで確認しなくてもよくなるので非常に効率的です。
また、確定拠出年金も連携することができ、「年金」のところで見ることができます。

マネーフォワードMEを利用することで、最新の自分の資産総額やそれぞれの比率、損益などの状況をすぐに知ることができます。
私は、今まではチェックしないといけない口座を絞って、それぞれの口座のページで確認していたので、資産総額が今いくらなのか、ざっくりとしか認識できていませんでした。
マネーフォワードMEで連携することで手間なく自動ですぐに資産状況がわかるようになったので、とても便利になりました。
マネーフォワードMEには無料会員と、有料のプレミアム会員があります。
プレミアム会員の料金は下記になります。
月額プラン | 年額プラン | |
---|---|---|
iOS版 | 480円 | 5,300円 |
Android版 | 500円 | 5,500円 |
Web版 | 500円 | – |
無料版は文句なくおすすめですが、プレミアム会員には以下3つの大きいメリットがあります。
- データ閲覧可能範囲の制限なし(無料版は1年以内のデータのみ閲覧可能)
- 連携可能数の制限なし(無料版は10件まで連携可能)
- 連携口座の自動更新頻度が上がる、手動一括更新ができる
私はマネーフォワードMEは家計簿としても優秀なので、クレジットカードや通販サイトなども連携したくなり、連携先が10件では足りなかったので、プレミアム会員になりました。
初回30日間はプレミアム会員の無料体験ができるので、まずは30日試して、あまり使わないなら無料会員にしてもよいかなと思います。
マネーフォワードMEは下記からインストールできます。

まとめ
マネーフォワードMEの資産管理機能で、散らばった資産の状況を一括管理する方法について紹介しました。
マネーフォワードME資産管理だけではなく、家計簿のソフトなので、自動で家計を見える化できるので、資産と合わせてしっかり把握して見直していきたいですね。
節約するにしても、ためるにしても、お金の見える化は大事だと思います。
でも、できれば手間はかけたくないのでマネーフォワードMEのように自動で連携できるアプリは便利ですね。
みなさんも、ご活用されてみてはどうでしょうか。
私の場合は、資産を確認した結果、現金ポジション(現金の比率)が想定より多いことがわかったのでもう少し投資に回していきたいと思っています。
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